外出したくないとき、誰とも会いたくないとき
ゴミ出しというものはとても煩わしい。
以前、マンションのエレベーターに乗る際のコミュ障の苦悩について語ったが
これを改めて強く感じるのがゴミ出しの時だ。
ただ、ゴミを出したいだけなのだ。
今は社会と接触する気分じゃないのだ!
そんな私は、何度もダストシュートを夢想した。
でも‥何度想像しても結局、幸せな想像 にはならない。
色々な心配事があって毎回
「うーーんやっぱり無いほうがいいかなぁ‥」
という夢の無い結論になってしまう。
欲しいんだか欲しくないんだか。
身近で見かけたことのない設備なので
よく考えたら、夢想したことはあっても全く知識が無い。
改めて調べてみると
・ダストシュートの扉の隙間から害虫が侵入する
・海外で悲惨な人身事故が起きている
・誰にも見られずに捨てられるので分別ルールが守られない
・生ごみ+破れたごみ袋=異臭
・硬さのあるものを投入され騒音の原因に
などなど、やはり問題は山積みで
昔は日本にも一部に存在したものの、今はほとんどなくなっているらしい。
ダストシュートはすでに夢に終わった夢だったのだ。
ダストシュートが使えないマンション。それは、
私たちの住処とごみ置き場がしっかりと切り離されていて
安全さと清潔さが守られているということなんだ‥!
そう自分に言い聞かせて、今日もゴミ出しに行こう。