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子宮筋腫を8年放置してたこと②~診断編~


先日、子宮筋腫を8年放置してたことを書いた。

特に症状がないことから放置を決め込むも、

大きく育ちすぎて、さすがに限界が来たのが2021年。

健康診断で

「妊婦さんだったの?レントゲン撮っちゃった!」

と看護師さんを青ざめさせ

社会的にも迷惑が掛かり始めていた‥。


いざ、大病院へ

近所のレディースクリニックへ行ったところ

「赤十字病院への紹介状を書きますね」

とサラッと言われ、恐れおののいた。

良性か悪性かしっかり診断するために

精密検査ができる病院へ行かないといけないらしい。

でも、先生が言ってくれた

「万が一悪性だったとしたらこんなに長く放置できないはずなのでまず違うとは思う」

という見解は納得すぎて、かなり安心できた。

確かに、こんなでかくて痛まない悪性は聞いたことがない。


「衝撃」のMRIを経ての検査結果

赤十字病院では初のMRI体験。

MRIの体感をあるがままに記した手記が以下の通り。

大きなヘッドホンを装着される。

動けない。

このヘッドホンで完全に頭の動きが封じられ微動だにしない頭部。

ヘッドホンが癒し系の音楽を奏でる。

奏でるが爆音で全く聴こえない。

最初はバルバルバル。のちにボボボボボ。

音が迫るとともに患部が熱くなってくる。

確実に刺激されてる感じがある。

微動でにできない上に、とにかく暑くてうるさい。

色んな種類のマシンガンの音を聴いている感じ。

フィナーレには、ぶ厚い鉄板越しに何発か銃弾を浴びた。

そうとしか言いようのないトドメの衝撃があった。

戦闘体感アミューズメント?

時間は20分程度と聞いていたけど

体感は30分ぐらいだった。疲労。

MRI検査の5日後に出た検査結果は‥

18×16×10cmの、漿膜下筋腫。

画像で見ると

アレ?私の臓器、ほぼ子宮筋腫だったんけ‥‥?

と思うほどの存在感を放っていた。


光の速さで決定した夏の開腹手術

治療の方針はあまり選択肢がないせいでスムーズに決まった。

開腹手術。

おへその横から恥骨までザーンと切る可能性。

どれぐらいの大きさの傷になるかはこれから飲む薬の効果で決まるらしい。

ここで、分岐点が発生した。

薬である程度小さくしてから手術を進めます。

薬を飲む期間は3~6か月で長さを選べます。

長く飲んだ方が効果は期待できるけど、副作用の影響も大きくなります。

だから飲み続けるのは6か月が限度と決まっています。

さあ、何か月、飲みますか‥?

迷ったけど、その薬が1か月1万ぐらいかかり、

しかもあまり効果が期待できない上、副作用は更年期障害に似てしんどい。という補足情報に

3か月で。

と、ゆるぎない答えが出て、手術は7月に決まった。


その日から3か月間、「レルミナ」を飲む日々が始まることになる‥。

その副作用、入院と手術についてまた後日。

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