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ジョーカー観てた

バットマンは全然知らないけど、ジョーカー観てた。

話題に上がることが多い映画だったので気になって観たら

どん底に暗いのになぜかまったく目が離せない!

かぶりつきで観てしまう!

↓ 以下はネタバレ付きの感想


電車で絡んできた証券マン3人の殺人事件に感じたこと。

正直言って「逃すなーーー!殺せーーー!」とノリノリになってしまった。

何でだろう。私も証券マン、ムカついちゃって。

普段から腹立ってるのかもしれないな。

変な場面で笑い出すありえない奴居る=お笑い

としてしまう感性に。

全部の笑いがそうじゃないけど、

ありえない、理解できない、と思うからこそ生まれる笑いはある。

それなりのスペックで生きてきた人たちがスペックの異様に低い人を見つけて

笑うのはまさにそれだ。「なんでこんな低レベルで生まれてこれるのかわかんない!ありえない!」と思うから笑うのだ。

でも当人やらその他、”ありえない人たち”は知ってる。ありえないもなにも、ここにあると。だからちっとも笑えない。

ただの現実だと知ってると笑えない。

私もそれなりの「ありえな民」だからムカついちゃった。

小人症の人だけがアーサーに優しくて攻撃もされなかったのわかるなぁ。

同じマイノリティだもの。

アーサーのようなマイノリティは

誰かの主観によって評価が大きくわかれる。

それは天国と地獄のように両極端に。

コメディー番組出演がまさにそうだった。

評価されたと思いきや馬鹿にされるためだった。

最終的にアーサーはストレスMAXの民衆によって

「俺たちにカタルシスをもたらした存在!」として評価され

何ともクレイジーなハッピーエンドを迎えるんだけど

「良かったね」と言っていいのか何なのか。とりあえず日本がこうなりませんようにとしか。

でも、作中、最もアーサーの外見がかっこよく感じるのは

ジョーカーの扮装をキメた瞬間なんだよね。

ようやく「自分」に至った人間の輝きなのか。

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