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自爆で事故った話②


昨年4月に盛大に転んだよという話を

昨日から綴っている。

負傷後、急に体調が悪くなり道の隅で

体育座りでヒッソリと気絶したところまで書いた。


何が何でも帰るのだ

とにかく公共への警戒心が高く

乗り物内で居眠りすらできない私としてはかなりの異常事態。

 おごご.. おごー.. おごご.. ...

変な音がするなと思ったら自分がえずいている音だった。

吐いてはいない。その音で意識が少しずつ戻ってきた。

というより、しばらく意識を失っていたことに気づいた。

視界が色彩無限の桃源郷状態から元に戻っている。

意識がない間に少し回復したらしいけど体調は最悪。

夜風が涼しい。寒いというほどではない。

人は通りかかるが、通り過ぎていく。

正直、声をかけてくれる人がいたなら私は喜んだと思うけど

これを助けるのはなかなか困難なことだったと思う。

体調は何をしても回復することはなかったし、

自転車という連れもいる。

自分が力を取り戻して自分の力で帰るしかないのだ。

活躍する救急ポーチ

ここで、いつも持ち歩いている救急ポーチが活躍した。

おそらく最もダメージを受けた右手に

絆創膏で応急処置をできたし

気分が悪すぎるとき、飴を舐めると多少改善することがあるので

飴も持ち歩いていた。

舐めたら少し動けると自分に言い聞かせて舐めた。

‥‥全然つらいんだが?

という現実には気づかないふりをして、

飴の甘さと深い呼吸で自分をなだめすかしながら

何とか家に辿り着くことができた。

ちなみに、そもそも私を慌てさせる要因となった

”鍵をかけ忘れたっぽい私の大切な自転車”は、

鍵がちゃんとかかっていた。

スマホで四苦八苦しながら自転車を停めたから

いつものポケットではなく

スマホの収納場所に自転車の鍵があった。

ただそれだけのことだった‥。


ふるえる夜

やっとのことで帰宅した後は状況確認。

【負傷状況】

全身:冬でもないのに謎の震えが止まらない

頭:吐き気を伴う頭痛。強さは8/10

右手:親指の腹が焼け野原で出血止まらず

右肩:上げるとひどく痛む。コロナワクチンを思い出す可動域。

頬:触れただけで痛い

膝:足を持ち上げるだけで痛む、曲げられない

歯:欠けてる

ボロボロォ‥。(( ´_`))

特に、歯が欠けたのは勿体ない上に

同時に唇にも傷がつき、

これが他の怪我の回復に逆行するように

立派な口内炎に成長していくであろう未来

見えてうんざりした。

気分は最悪だけど、身体的に疲れていたのか眠ることはできた。

でも、早朝4時頃

最高新記録の気持ち悪さで目が覚めた。

頭痛レベル10分の10!鮮烈★☆ギンギンの体調不良!

予想はしていたけど最悪だ。

パーティーしちゃう?早朝4時にパーっと救急車呼んでご近所を赤い光で照らすパーティーしちゃう?

頭も打っていたし真剣に考えたけど

[このままだと命に関わるレベルか?]

と問われると確証が持てなかった。

頭痛レベル10/10といっても、

これまで経験した中での最大レベルなので、

つまり、経験したことのない頭痛ではないということ。

‥救急車呼んだ結果、尿道に管通されたらどうするの‥?

その自問が決定打となって私は救急車を呼ぶのをやめた。


次回は、病院の診断と回復までの期間、

一番長く治らなかった負傷はどれだったのか等、後日談を語る。

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