2021年に大きな子宮筋腫を手術でとった。
当時のことについて、現在、しつこいぐらいに細かく連載中。
手術を受けた理由は一言で言えば「でっかいお腹をどうにかするため」だった。
細いウエストへの道は開いたのに‥
無事手術も成功し、どんな手段でも無くすことのできない硬~い塊は消えた。
これで、めでたく努力に応えてくれるお腹になったのだ!
今度こそキュッとしたウエストを手に入れよう!
そんな希望を抱いていた2021年から3年経った現在‥
別のものでお腹が埋まった。
具体的には5kg太った。
どうしてこんなことになったのか。
理由は思い当たる。
理由その1:術後の体をいたわり過ぎた
開腹手術を受けた自分に、自分はとても過保護だった。
世の中には自分の体をあまり顧みずに無理をしがちな人もいる。
それはそれでよくないことなんだけれども、
そんな人を「すごいな」と尊敬してしまうほど
私は自分を顧みないことができない。
手術前は毎日一定カロリーを消費できるよう運動をしていたけれど一切中止。
いつもより遠くまで歩いて、少しでもお腹が痛んできたら
「あぁいけない‥!傷が開いてしまう‥!」(※術後1週間以上経過でそれは絶対にない)
と深刻にとらえ、それはそれは安静にした。
その安静は半年は続いた。
理由その2:ネットスーパーを知った
その1の一環で、なるべく安静にして過ごすためにネットスーパーを利用し始めた。
使い始めてみるとこれがもう便利で便利で。
もとから外出と買い物が嫌いだったので快適すぎて
傷が治ろうが関係なくやめられなくなった。
運動不足に拍車がかかった。
理由その3:マウントレーニアに惚れた
入院中にマウントレーニアに惚れてしまった。
入院初日から3日まで苦しんでもはや術創より辛かった頭痛を
ひと飲みで吹き飛ばされたものだから惚れてしまった。
単にカフェイン中毒で起こっていた頭痛が解消されただけなんだけど
当時期間限定の「深い癒しパッケージ」が可愛かったことも相まって
自分の中でマウントレーニアのイメージがめちゃくちゃ良くなってしまった。
以後、冷蔵庫の中に常備され、毎日私に飲まれるようになった。
理由その4:白米を主食にするようになった
某ダイエットアプリを始めるまで私の主食は白米ではなかった。
では何だったのかというと、いろいろだ。
はるさめだったり、チーズだったり、クラッカーだったり
とにかく食べたい分だけ食べられる楽なもの全般だ。
でもそういう食生活だとまずアプリからダメ出しが出た。
「炭水化物が足りません!」
‥と。
そのダメ出しをどうにかするために自然と主食が白米に収束した。
たしかに以前の食生活に秩序は無かったけれど、
白米に移行した今のほうが太ったという事実から
これが良い事だったのかどうか未だに分からない。
理由その5:高カロリーレシピの習得
「値上げラッシュだし自炊できる自分になるぞキャンペーン」を
開始したのは1~2年前のことだっただろうか。
この時に習得したレシピがことごとくカロリッシュだった。
・揚げ物(茄子、シソの葉、きのこなど自分の好きな具材を揚げ放題で大喜び)
・コーヒーゼリー(それ自体は悪くないけどホイップクリームをたっぷり併食)
・豚まんの中身だけ(調理中、尋常でない油が沁み出る)
・バターで焼いた鮭(焼いた後に残った油もご飯をつけて余すとこなく食す)
自分で作ったものってカロリー計算がよくわからなくなって
感覚で食べがちだったというのもある。
あらためて反省させられる出来事が
2021年、すっきりした体を夢見た自分にぶん殴られそうな現状。
改めてこの運動不足の状況を反省させられる出来事があった。
そんな派手な出来事じゃない。
ただ、
久しぶりに1万歩以上歩いたら膝裏の痛みが1か月経っても取れない
という事態に陥っているだけだ。
ネットで調べてもこんな症例は出てこない。
‥これはもしかしたら堕落を極めた足にしか起こらない症例なんじゃないだろうか‥‥
「これって私だけ‥?」の闇の中で今も彷徨っている。
せめてストレッチをしようと思う。