このブログで定期的にやっている、
「絶対に描けないであろうものを描く」コーナー。
これは、実物を見ずにうろ覚えでは絶対に描けないだろうなーと思うものを
あえて何も見ずに描く遊びだけど、
世の中には、実物を見ても描けないものがある。
今回は「オオカミ」に挑んで七転八倒した話をしたい。
漫画に登場させるためにオオカミを描くことになった。
オオカミを描いたことがなかったので、画像検索。
リアル狼からイラスト狼まで見本がたくさん出てきた。
この中からだいたいのオオカミのイメージを掴む‥‥。
うまくいかなさすぎて途中からふざけたことは否めない。横にへんたいと書いてしまったし。
それにしても本当にうまくいかなかった。
オオカミの色んな画像を何度も見ながら描いたのだ。
しかし、
お手本とお絵描きツールの画面を切り替えてる一瞬で、お手本の記憶が消えてしまってる‥?
と疑ってしまうぐらい、どう描いたら良いかわからない。
情報を処理できてない感じ。
漫画で描きやすいようにもっと簡略化してポップに描きたいのだ。
こんなリアル変質者じゃなくて!
‥‥簡略化はできたけど、なんか狼じゃないなぁ‥
意図せずしてアライグマのようなにおいがしてきた。
手を付けくわえて「違いますよ!獰猛なオオカミなんですよ!」アピールをしようとしたけど
本体がぽんわりしていては意味が無い。
試行錯誤を繰り返してなんとかこの形のオオカミを漫画に採用した。
たぶん混乱の原因の1つはオオカミのもふもふした毛だ。
ただでさえヒト科とは大きく違うイヌ科の頭部の形にもふもふの毛が加わって
ますます形をとらえにくくなっていたのだ。
↓これもどことなくヒト科っぽいもんな‥。