ひとり暮らしもそれなりに長くなってきて
自分はこれが好きとか、こういう暮らしが快適とか、わかってきた。
以下は、長年の暮らしの中で感じたことを総合して醸造された、
自分の部屋に関するこだわりである。
1.とにかく映りたくない
家具はもちろん、電子機器に至るまで
とにかく私の 映らないことへの情熱 はすごい。
PC、スマホ画面のアンチグレアは必須、家具もガラス扉がついているなら買わない。
テレビ、PCの画面まわりのフチ(※そこだけつるつる素材だから映るのだ)
にまで黒マスキングテープを貼っていたときは我ながら「病的では?」と思ったけど、
別に自分の顔が嫌いだとかじゃない。
用があれば鏡は普通に見る。
意図しないタイミングで映るのが、なんとなく疲れるし怖いのだ。
子供の頃から怖がりで、自分の姿がどこかに移るたびに背後に
幽霊が居ないかいちいちチェックする癖が抜けないせいだと思う。
2.嫌いな色が目に入るのが嫌だ
自分の好きな色を集めた部屋の中に1つでも嫌いな色のものがあると落ち着かない。
排除しなければ‥排除しなければ‥みたいなざわざわ感。
パーソナルカラー診断を受けた時に知ったのは
どうも私はイエローベースアレルギー(※そんなものはない)みたいで
イエローベースの色を見ると心がざわざわしちゃうらしい。理由は不明。
そんな私はイエベの春である。
3.文字の情報が目に入るのが嫌だ
2の、色の問題とも関係してくるんだけど
ある時期から、本棚が嫌になった。
いろんな色に加えて、いろんな文字が頻繁に目に飛び込んでくる。
本のタイトルって読もうとした時にしか要らない情報なのに
通りがかるたびにたくさんの文言が脳に語り掛けてきてやかましいと思った。
それですべての本に紙で作ったお手製ブックカバーをつけてやった。
どれがどの本かわからなくなった。
今は扉付きの棚の中に保管するようになった。
4.掃除のしやすさ優先!
新しいアイテムを導入するとき、
1番に考えることがある。
「これは掃除がしやすいか‥‥?」である。
とにかくものぐさで、めんどくささに耐えられない。
水筒はとにかく洗いやすい物!
素敵なインテリアも、掃除がしにくいならサヨウナラだ。
家の設備に関しても、キッチンと水回りだけミニマリストみたいなことになっている。
なぜなら物をどかして掃除するのがめんどくさすぎるから。
加えて、その、置いてた物も埃や油で汚れてる!
結果、掃除が一大イベントになる。そんなのは嫌だ。