家に居るときはずっと何かを聴いてる。
youtubeの動画をイヤホンで聴きながら家事をしたり作業をしたり。
youtubeのトップページにはこれまでの視聴履歴等からおすすめの動画が
表示され、当然そこには私が好きな動画が並ぶのだけど‥‥
能動的に観ているというよりは観ちゃってる動画が並ぶ時期がある。
なんとなく頭と心の調子が悪い時期。
自分にとって良い栄養にはならなさそうと確信してるのに
延々と観てしまうものがある。
それは以下の通り。
2ちゃん系ご家庭のトラブルの話
旧2ch掲示板の相談用のスレッドに書き込まれていた
相談事案を編集し読み上げたもの。
相談を受けた人たちの反応やアドバイスつきのノンフィクションみたいな。
面白いんだけど、まっすぐに楽しめない理由が3つある。
1つ、小説などのフィクションじゃないからそこにリアルに苦しみ悩んだ人がいる。
本来、面白がってはいけない気がする。つきまとう罪悪感。
2つめは、その話と全く矛盾するようだけど‥
2つ、実はフィクションであることも多い。フィクション臭さが漂うと冷める。
その場合は1つ目の問題はなくなる。
でも、今度はフィクション臭さが気になって楽しめない。
↓フィクション臭さの例
・敵対する相手に長台詞を遮られずに喋っている。
・悪者が必ず哀れな末路を辿ったりその情報が必ず語り手の耳に入ったりする。
・まだ何事も起こっていない他愛のない話を興味津々で聞き始めるたくさんのスレ民たち
・相談者や関係者は毎回全く違う人物のはずなのに共通する匂いを感じる。作者が同じみたいな。
3つ、登場人物に腹が立ったり、気分が悪くなったり、普通にストレスがたまる。
じゃあ何で観てるん
て感じだけど‥‥。観てしまう理由はたぶんこうだ。
まず、嫌な話で「不快」を作る、そして解決していく後半でその「不快」を取り去る。
これが一種の快楽となる。その快楽に取りつかれた状態なんだ。
かゆいところを掻いたらすっきりするのにハマってしまったかのような。
だからってわざわざ肌をかゆくして掻くのを繰り返していたら
当然肌は荒れていくように、心も荒れていく気がする。
だからやめたい。
事故や心霊系のノンフィクション
昔、こういうことがあった、ということを
わかりやすくまとめていたり語っていたりするチャンネル。
勉強になるといえばなるんだけど‥
いや‥やっぱり私の場合、勉強のためじゃないんだわ、
興味本位なんだわ。
他人の事故、死、病気、怪我、不幸、破綻。
娯楽としてしまってる。だから余暇を費やして観るのだろう。
そのよこしまな心が当事者の霊に見つかって呪われるのでは‥(((°Д°))
と、わりと本気で恐れている。
だからやめたい。
じゃあ、これらを視聴せずに何を視聴するのか?というと、
上の話を総合すると
「嘘臭くないフィクション」がよろしい。
ということになる。
つまり、プロが書いた、有料の小説。
私は動画を耳で聴いて生活してるから、
小説を耳で聴けるサービスが良い‥‥これすなわち、
AmazonのAudible!
‥唐突にAudibleの宣伝みたいになった。
いや、私、Audibleいまいちうまくいってないんだけどな‥‥。