もっと楽しく塗れると思っていた
先日、この貴婦人(?)を描いたとき
ドレスの装飾にサテン織りを採用してみたのだけど
このつるつるした布の塗り方に苦しんだ。
もっと
「影はこういうところにこう入れて」
「光はこの部分にこうね!」
と確信しながら塗れると思ってた。
思いのほか探り探りでわけがわからなかった。
後から考えてみると
服やリボンのシワを描く難しさが加わっていたせいもある思う。
課題が混ざってるとややこしい。
シンプルな布で、改めてサテン織りの塗り方を考えてみよう。
procreateでサテン織の布を描く
私はiPad版のprocreateを使っているのでそれで描いていくことにする。
有料アプリだけどPC用の画像編集ソフトと比較して2000円は涙出るほど安い!(そのかわりiPadが高い‥)
サテン織のピンクの布を描く。
光沢が目立つよう、綺麗に折りたたまれてることにする。
濃い線を引く。よし、折りたたまれた。
ブラシ選び
影をつけるブラシに何を選ぶか がけっこう重要なのだ。
普段よく使う「描画」の「イーグルホーク」は何か違う気がする。
それほど輪郭がぼやけてないブラシなので
サテン織のぼや~~っとした影と光には合わない気がする。
ほらぁものすごい深い溝できちゃったよ!
全然意図していたのと違う!
サテンはこんな折られ方しません!
‥‥エアブラシか?
影はエアブラシがいい気がしたのでエアブラシで
折り目をまたぐように影をつけてみた。
影が足りない気がしたので右側に太いエアブラシでもっと入れて
折り目から少し離れた1番高いであろう位置に細いエアブラシで濃い白を1本入れる。
サテン織ぽくなった!
まとめ やってみてわかったこと
- つるつるした布の影はエアブラシで塗ろう 。
- 影の端近く、最も高く盛り上がってるところに白いハイライトを入れよう。
- 影の端に細く薄い白いハイライトを入れよう。(反射で光ってたりする)
あと、わかったこと
↑エアブラシで布の平たい部分におもむろに影を入れるとしわが寄ったみたいになる。
そこを白いエアブラシの線で挟んでやると
たちまち「しわがよって一部盛り上がったサテン布」になって嬉しい。